May 21, 2020 · Capital X Panel Designer · Electrical CAD
Capital X Panel Designerで電気端子生成を改善
2022 年に Siemens に買収されて以来、Electra Cloud はCapital Electra X へと進化しました。そして 2025 年からは、正式にCapital X Panel Designerとしてブランド名を変更しました。
Capital X Panel Designerの自動端子生成により、電気端子の設計がこれまで以上に簡単になり、 電気端子の生成と配線の検出が高速化されます。
1. 自動端子番号付け
自動番号付け機能により、 Capital X Panel Designer図面上で端子ブロックを検出すると、端子番号が自動的に増加します。端子ブロックは端子の整理を簡素化し、設計全体にわたって端子識別の一貫性を確保します。端子シンボルに自動番号付けするには、端子ブロックを右クリックし、「端子番号の再設定」を選択します。
2: カスタム端末番号
電気端子台に番号を付けたい場合は、独自のカスタム端子番号を設定できます。端子記号を配線にドロップすると、端子番号に「0」が表示され、現在番号が付けられていないことを示します。その後は、端子記号を選択して入力するだけで、カスタム番号を設定できます。
端末リストの生成中に番号やテキストを入力すると、 Capital X Panel Designer自動的にこのデータを取得し、端末リストに反映します。
ただし、TerminalBlock を使用して「端子番号の再設定」を選択すると、テキストが通常の形式 (X1-1) に戻ることに注意してください。
3: 多層端子台
Capital X Panel Designerの端子ブロックは、図のように多層端子を正確に処理します。 多層端子リストの生成は簡単です。端子リストのシンボルを右クリックし、「リストを生成」を選択するだけです。
端子リストが生成されたら、端子を縦または横に並列に配置する必要があります。これにより、端子ブロックシンボルが多層端子を認識できるようになります(下図参照)。
端子リストを整理したら、端子ブロックシンボルをドロップし、すべてのスタックされた端子リストを端子ブロック内にカプセル化します。これにより、 Capital X Panel Designerスタックされた端子を自動的に識別し、スタックされた端子を1つのユニットとして自動的にカウントし、それに応じて番号を再割り当てします(下図参照)。
4. 端末生成速度の高速化
Capital X Panel Designer 、電気端子生成の効率を大幅に向上させ、端子台リストと配線検出の両方で最大4倍の速度を実現します。これにより、電気回路図と端子台図面の作成がより迅速になり、プロジェクトの納期遵守が促進されます。
これらすべての機能により、 Capital X Panel Designer設計プロセスを最適化し、生産性を向上したいエンジニアにとって非常に貴重な電気 CAD ツールになります。